残りの桜

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フォッサマグナ

大地溝帯、大破砕帯とも言われる「大きな溝」である。と言っても上から見て
も溝は見えない。山々を造る地層や岩石を調べてはじめてわかる「地質学
的な溝」である。この溝を「ナウマン博士」は「フォッサマグナ」と呼び西縁
を糸魚川-静岡構造線、東縁を直江津-平塚線(種々異説あり)と考えた。
フォッサマグナの真ん中に南北方向に火山列があり、北から焼山、
妙高山、黒姫山、飯綱山、八ヶ岳、富士山、箱根、天城山等がある。
落ち込んだ時に出来た南北方向の断層を通ってマグマが上昇し火山
列が出来たと考えられている。
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露頭には、説明が付けられ興味深い。
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ここより上750mに最大級の「枕状溶岩」が見られる。
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by igarasi09 | 2009-09-29 02:06